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~ 休日ダンスと忘備録 ~ syumi50dai.exblog.jp

ストリートダンスのレッスン風景や旅先でのあれこれ。まれにある面白いとおもったことの備忘録です。


by ichiko

HIPHOP(重さを出すコツを教わりました)③

前回
HIPHOPで重さを出すために
かなり膝を使い、
痛めてしまったことを書きました。

その後、
有名アーティストのバックダンサーで
振付もしている人から、

「重く見せるって、
力強くダウンをすることではない。」
と、教えてもらいました。


もちろん力強くダウンをとる場合もありますが、
頑張って腕を大きく上下するダウンは
カッコいいとは言えない。そうな。
(好みもありますが・・)


重く見えるダウンやアップのコツですが・・
先に、
コツを知って形だけを真似てもダメ。
ということを書きます。


見せてもらったダンスは
体の内側をかなり使っていて、
可動域も広く、

内側の筋肉が細かく動くことで
踊りに奥行きがうまれ、複雑に見えます。

更に細かく動かすと
微妙な間を使うことができるので、
早どりにもなりません。


本人が言うには、
アイソレーションの




を練習する人は多いけれど、

更に上手くなるには、

肩甲骨
胃からおへそ
丹田を含む上下

の各部分が、縦、横、斜めと
自由になめらかな円が描けるくらい、
コントロールできるといいらしい。

本人も1日6〜7時間は練習し、
楽に動かせるようになったとか。


細部に分けたアイソレーションをしっかり体に入れると、
後で習うダンスがすごく楽になる。

曲を聞くだけで
曲に合う動きを体が勝手にやってくれて
振付は、それに手や足の動きを入れ
詰めていくそうな。


こだわりもあるそうで、
練習の時に聞く音楽は、イヤホンで聞かない。

広がりのある音で、自分から湧くものを感じ表現するためで、
HIPHOPでも、音楽をHOUSEと同じ感覚で共有できると知りました。


話は戻りますが、
重く見えるダンスのコツは、
いたってシンプルなものです。

「しっかり内側の筋肉を使い、
低い天井を意識して、頭をあてるように
ダウンやアップをする。」

簡単なことですが、

"体の中の動きがないと重く見えない"
ので、形だけ真似てもダメだということです。

ポイントはアイソレーションの練習ということになります。


HOUSEの
高い天井に、軽く頭をあてるようにダウンやアップをとる動きと、

HIPHOPの
アイソレーションを使い、
低い天井を意識してダウンやアップをとる動き。

交互に大げさにやってみたら・・
下手ですが、出来ました!

明らかに見た感じも違い、重く見えます!

これで膝を痛めずに済むかな。。


興味がある人は、
実感すべく是非やってみてください。







by 50-ichikonoshumi | 2017-06-04 21:05 | ストリートダンス